日本語で「えんぴつ」と書くときに頭に思い浮かぶのは「文字」ではなくえんぴつという「音」です。英単語を書く時も、例えば「apple」と書く時も、
頭に出てくるのは「エイ・ピー・ピー・・・」という綴りではなく・
「アプル」という音をもとに、「apple」と書けるようになることで、
たくさんの単語を無理なく覚えられるようになるので、
まずは、英語1字の持つ音を覚えます。
これを覚えてからローマ字を勉強すると、「か」は「ク」と「ア」で「か」になるから「ka」、
「も」は「む」と「お」で「も」になるから「mo」などと音から理解できるようになります。
アルファベット、フォニックスの文字を覚えたら、
その音の組み合わせで1つの単語ができていることを理解してもらうために、
発音をカタカナで表し、そのカタカナと単語のイメージが結びつかない場合のために、
単語の中の1文字がどのような音や役割を持っているかを
分解して2列目に書いた資料をお渡し、単語を覚えてもらいます。
教科書本文については、英語と日本語の語順が逆になっているので、
単純に日本語訳を文にあわせて入れたのでは英語の単語と日本語がリンクしないので、
英単語に対する日本語訳と短い文節で区切った日本語訳の資料を
お渡しして理解を深めてもらいます。
それぞれ理解にはスピード差があるので、
聞き漏らしたことも紙ベースで自分のスピードで理解することができまます。